フォルクローレ(アルゼンチン)とは?
ふぉるくろーれ(あるぜんちん)
アルゼンチンの民俗音楽・舞踊の総称で、先住民・スペイン・アフリカなどの文化が融合した多彩な地域音楽スタイルを指します。
フォルクローレ(アルゼンチン)とは、アルゼンチンで育まれた民俗音楽・舞踊の総称です。スペイン語の「folklore(民間伝承)」に由来し、先住民族(インディヘナ)の音楽文化、植民地時代に持ち込まれたスペイン音楽、アフリカ系の影響が長い歴史の中で融合して形成されました。アンデス山脈沿いの北西部、パンパの中央部、北東部(リトラル地方)など地域ごとに異なる音楽スタイルがあります。
アルゼンチン・フォルクローレの代表的なジャンルと舞踊は以下のとおりです。
- サンバ・アルヘンティーナ(Zamba):北西部発祥のゆったりした舞踊。ブラジルのサンバとは別物で、白いハンカチを使った優雅な動きが特徴
- チャカレラ(Chacarera):サンティアゴ・デル・エステロ地方に根ざした快活なリズムの舞踊
- マランボ(Malambo):男性ガウチョの足技(サパテアード)を競う舞踊。ダイナミックな踏み踏みが見どころ
- ガト(Gato):ペアで踊るコミカルで明るい舞踊
楽器としてはギター・ボンボ・レグエロ(大型太鼓)・ケーナ(縦笛)・チャランゴ(小型弦楽器)が主に使われます。毎年コスキン(Cosquín)で開催される「コスキン民俗音楽祭」はアルゼンチン最大のフォルクローレの祭典として国内外から注目を集めています。
タンゴと並んでアルゼンチンの国民的音楽文化を形成しており、地方都市では日常的に演奏・披露されています。
使い方・例文
アルゼンチンの民俗文化を紹介する番組や旅行記で「タンゴは都市の音楽、フォルクローレは地方の魂」と説明される場面や、コスキン音楽祭の映像レポートで「フォルクローレの競演」として登場します。
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