フォルクローレとは?
ふぉるくろーれ
フォルクローレとは、南米アンデス地方を中心に伝わる民族音楽・民俗芸能の総称で、ケーナやサンポーニャなどの楽器で演奏されます。
フォルクローレ(folklore)とは、スペイン語圏・ポルトガル語圏の南アメリカ諸国に伝わる民俗音楽・民族舞踊・民間芸能の総称です。語源は英語の「folklore(民俗・民族文化)」で、特に南米ではアンデス山岳地帯の先住民族文化を中心とする伝統音楽を指すことが多く、日本でも「フォルクローレ」として広く親しまれています。
アンデスのフォルクローレは、インカ帝国以前から続く先住民族(ケチュア族・アイマラ族など)の音楽文化を基盤に、スペイン植民地時代にもたらされた西洋音楽やアフリカ系の要素が融合して発展しました。ボリビア・ペルー・アルゼンチン・エクアドル・チリなどの国々それぞれに独自のスタイルがあります。
代表的な楽器と音楽様式には以下があります。
- ケーナ:葦製の縦笛で、アンデス音楽の象徴的な楽器
- サンポーニャ(シクー):パンフルート状の多管楽器
- チャランゴ:小型の撥弦楽器(元々アルマジロの甲羅を胴に使用)
- ワイノ・サンバ・クエッカなど地域ごとの音楽ジャンル
日本では1970〜80年代に「コンドルは飛んでいく」などの楽曲を通じてフォルクローレが広まり、ストリートミュージシャンや音楽サークルを通じて根強い人気があります。南米の自然・歴史・精神性を体感できる音楽として、現代でも世界中で演奏・愛好されています。
使い方・例文
ペルーやボリビアへの旅行先で、民族衣装をまとった演奏者がケーナやサンポーニャを演奏している場面がフォルクローレの典型的な登場シーンです。
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