ヘナとは?
へな
ヘナとは、ミソハギ科の植物ヘンナの葉を乾燥・粉末化した天然染料で、皮膚や毛髪をオレンジ〜茶褐色に染めるために世界各地で古くから使われています。
ヘナ(Henna)は、学名Lawsonia inermisと呼ばれる植物の葉を乾燥させ粉末にしたものです。有効成分はローソン(lawsone)と呼ばれるオレンジ〜赤褐色の色素で、タンパク質と結合する性質があるため皮膚の角質層や毛髪のケラチンに定着します。
ヘナの利用は古代エジプト・インド・中東・北アフリカなど幅広い地域で確認されており、その歴史は数千年にも及びます。現在も以下のような用途で広く使われています。
- ボディアート(メヘンディ):インドや中東の婚礼文化で花嫁の手足に模様を描く伝統。ペーストを皮膚に塗り数時間置くことで橙〜茶色の模様が現れます。
- ヘアカラー:化学染料を避けたい人が白髪染めや髪色調整に利用します。繰り返し使用すると赤みが強くなる傾向があります。
- 頭皮・毛髪のケア:伝統医学では抗菌・冷却効果があるとされ、頭皮のトリートメントとして用いられてきました。
天然ヘナは安全性が高い一方、市販の「ブラックヘナ」にはパラフェニレンジアミン(PPD)が添加されているものがあり、皮膚炎などのアレルギー反応を引き起こす可能性があります。購入時には成分表示の確認が重要です。
使い方・例文
インドの結婚式ではヘナで花嫁の手足に複雑な文様を描くメヘンディという風習があります。また化学染料が気になる方がヘナを使った白髪染めを行う場面でもよく登場する素材です。
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