本文へスキップ

フォトメーターとは?

ふぉとめーたー

フォトメーターとは、光の強度や物質による光の吸収・透過を測定する計測機器の総称で、比色分析や光量測定に広く用いられます。

フォトメーター(Photometer)は、光の強度や、試料による光の吸収・透過・散乱などを定量的に測定する機器の総称です。「光度計」とも訳され、測定対象や原理によってさまざまな種類があります。

代表的なフォトメーターの種類と用途は以下の通りです。

  • 分光光度計(スペクトロフォトメーター):特定波長の光を単色光として取り出し、溶液の吸光度を測定する。ランベルト‐ベールの法則に基づいて濃度を定量する化学分析の基本機器
  • フレーム光度計:炎の中に試料を噴霧し、特定元素(ナトリウム・カリウムなど)が発する発光を測定する。血液や尿中の電解質濃度測定に使われる
  • 照度計:照明工学で使われる、可視光の照度(lux)を測定するフォトメーター
  • 蛍光光度計(フルオロフォトメーター):励起光を照射して試料から放出される蛍光の強度を測定し、極微量成分の定量に使われる

化学・生化学の実験では、分光光度計によるタンパク質濃度測定(Bradford法・BCA法)やDNA/RNA定量、酵素反応の速度測定など、日常的にフォトメーターが活用されています。また、臨床検査の自動分析装置にも組み込まれており、血糖・コレステロール・肝機能指標などの測定に不可欠です。

測定の精度を高めるには、参照(ブランク)溶液との比較測定や、測定波長の適切な選択が重要です。

使い方・例文

生化学実験でタンパク質溶液の吸光度(OD値)を測定する際に「フォトメーター(分光光度計)で595 nmの吸光度を読み取る」と記述されたり、臨床検査室での血液生化学自動分析装置の光学測定部を指して使われます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語