フォトカプラとは?
ふぉとかぷら
フォトカプラとは、発光ダイオードとフォトトランジスタを一体化した電子部品で、電気信号を光に変換して絶縁しながら伝達するデバイスです。
フォトカプラ(Photocoupler)は、オプトカプラ(Optocoupler)とも呼ばれ、入力側の発光ダイオード(LED)と出力側のフォトトランジスタ(または光トライアック・フォトサイリスタなど)を遮光ケース内に封入した電子部品です。信号を光に変換して伝達するため、入力側と出力側の電気回路が完全に絶縁(アイソレーション)されます。
動作原理はシンプルで、入力側のLEDに電流を流して発光させると、その光を出力側の光半導体が受けてスイッチング動作を行います。電気的に絶縁されているため、異なる電位の回路間での信号伝達や、高電圧側から低電圧(マイコン等)側への安全な信号引き渡しが可能です。
フォトカプラの主な用途は以下のとおりです。
- 電気的絶縁・安全保護: 産業機器の高圧回路とマイコン間の信号伝達
- ノイズ除去: 接地電位が異なる回路間でグラウンドループによるノイズを遮断
- スイッチング電源のフィードバック: 出力側の電圧情報を1次側に絶縁伝達
- インターフェース変換: RS-232CなどのシリアルラインやPLC(プログラマブルロジックコントローラー)の入出力に使用
電流伝達比(CTR)が主要な性能指標で、入力電流に対してどれだけ出力電流が得られるかを示します。産業機器・家電・医療機器など安全性が求められるあらゆる電子機器に広く使われています。
使い方・例文
AC電源を扱うスイッチング電源の内部では、高圧側の電圧変動情報を低圧のマイコン側に安全に伝えるためにフォトカプラが使われています。
この用語をシェア
最終更新: