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グラウンドループとは?

ぐらうんどるーぷ

グラウンドループとは、電子回路において複数の接地点の電位差によって意図しない電流が流れ、ノイズや誤動作を引き起こす現象です。

グラウンドループ(Ground Loop)とは、電子回路やオーディオ・映像システムにおいて、複数の機器や回路がそれぞれ異なる接地点(グラウンド)に接続された際に、それらの接地点間に電位差が生じ、意図しない電流ループ電流)が信号ライン上を流れることで発生するノイズや誤動作の現象です。

発生の仕組みとしては、2台の機器をケーブルで接続した場合、各機器のグラウンドがそれぞれ電源コンセントやシャーシを通じて別々の経路でアースに落ちています。この2点間にわずかな電位差(商用電源由来のハム、外来ノイズなど)があると、グラウンドと信号ラインで閉じたループ回路が形成され、ループ内に誘導電流が流れます。

主な影響と対策は以下のとおりです。

  • オーディオ機器では「ハム音(50/60Hz)」として現れる
  • 映像機器では画面のフリッカー(ヘルムホルツ縞)の原因になる
  • 対策:アイソレーショントランス・フォトカプラによるガルバニック絶縁
  • 対策:バランス伝送(XLR端子)の採用でコモンモードノイズを除去
  • 対策:スター型グラウンド配線でループを形成しない設計

プロ用オーディオ・放送設備・産業用制御システムでは、グラウンドループ対策は信頼性確保の基本として重要視されています。

使い方・例文

パソコンとオーディオアンプを接続したときにスピーカーから「ブーン」というハム音が聞こえる場合、グラウンドループが原因であることが多く、アイソレーターを挿入することで解消できます。

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