フェズのメディナとは?
ふぇずのめでぃな
フェズのメディナとは、モロッコの古都フェズに広がる中世イスラム都市の旧市街地で、ユネスコ世界遺産に登録された歴史地区のことです。
フェズのメディナ(旧市街)は、モロッコ北部に位置する都市フェズの中心部に広がる歴史的市街地です。「メディナ」とはアラビア語で「都市」を意味し、北アフリカのイスラム都市において城壁に囲まれた旧市街地を指す言葉として広く使われています。
フェズは9世紀初頭にイドリース朝によって建設され、中世にはイスラム世界有数の文化・学術・商業の中心地として繁栄しました。フェズのメディナは世界最古の大学のひとつとされるカラウィーイン大学(859年創設)を擁し、当時の学術的発展を今に伝えています。
旧市街の路地は複雑に入り組み、車が通れないほど狭い道が9000本以上あるとも言われます。主な見どころには以下があります。
- カラウィーイン・モスク(大規模な礼拝堂と大学施設)
- ブー・イナニア・マドラサ(精緻な幾何学装飾が施された神学校)
- シューワラ革なめし場(伝統的な皮なめし作業が今も行われる)
- アル・アッタリン・スーク(香料市場)
1981年にユネスコ世界遺産に登録されており、中世イスラム都市の姿をほぼそのまま保つ稀有な例として高く評価されています。
使い方・例文
「フェズのメディナを観光した旅行者は、迷路のような路地に迷い込みながら革なめし場の鮮やかな色彩に圧倒された。」
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