フェアリングとは?
ふぇありんぐ
フェアリングとは、航空機・ロケット・車両などで空気抵抗を減らすために取り付ける流線形のカバーや整形部品のことです。
フェアリング(fairing)とは、乗り物や機器の表面に生じる空気抵抗(抗力)を低減するために取り付ける流線形のカバー・整流部品の総称です。「整流カバー」とも訳されます。外部に突き出た部品や接合部を滑らかに覆うことで、乱流の発生を抑えて空力特性を改善します。
最もよく知られるのはロケットのフェアリングです。ロケットの先端部(ノーズコーン)に装着された大型の覆いで、打ち上げ時に衛星や宇宙探査機を大気圏通過時の空気抵抗・熱・振動から保護します。大気圏を抜けると不要になるため、分離・投棄されます。近年はSpaceXのファルコン9などがフェアリングの回収・再利用を実現し、コスト削減に貢献しています。
航空機では、エンジンナセルと主翼の結合部・脚収納部・アンテナ基部などにフェアリングが用いられます。バイクや自動車でも、外装パネルや風防の整流目的でフェアリングという語が使われます。特にオートバイのレース用カウルをフェアリングと呼ぶことがあります。
フェアリングの効果として、以下が挙げられます:
- 空気抵抗の低減による燃費・速度性能の向上
- 機体・貨物を気流・熱・衝撃から保護
- 外観の美観向上と整備性の確保
使い方・例文
「ロケット打ち上げの数分後、フェアリングが左右に分離して宇宙へ向かう様子がライブ映像で確認できます」のように、宇宙開発ニュースや航空工学の話題で頻繁に登場します。
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