ファンジンとは?
ふぁんじん
ファンジンとは、特定の作品や人物のファンが自主制作・頒布する同人誌や非公式の情報誌のことです。
ファンジン(fanzine)は「ファン(fan)」と「マガジン(magazine)」を組み合わせた造語で、特定の作品・アーティスト・スポーツチームなどのファンが自ら制作・頒布する非公式の出版物を指します。1930年代のアメリカのSFファンコミュニティを起源とし、情報交換や批評を行うための自費出版冊子として始まりました。
その後、1970年代のパンクロックシーンと結びつき、手書きやコピー機で複製したガリ版刷りの冊子が大量に流通するなど、カウンターカルチャーの表現媒体としても発展しました。日本では「同人誌」という呼称が広く使われており、コミックマーケット(コミケ)をはじめとした同人即売会での頒布が一般的です。
現代のファンジンの内容や形式には次のようなものがあります。
- 二次創作小説・漫画・イラスト集
- 批評・エッセイ・ライブレポートをまとめた評論誌
- アーティストや作品への独自インタビュー
- デジタル形式の電子ファンジン(e-zine)
ファンジンはプロの商業出版と異なり、ファンの情熱と自由な表現が凝縮された文化的産物です。SNSやデジタルメディアの普及により形態は変化しつつも、独自のファンコミュニティ文化として世界中で継続しています。
使い方・例文
好きなバンドのライブレポートや歌詞考察をまとめた手作り冊子を即売会で頒布したり、アニメキャラクターの二次創作漫画を自費印刷して配布したりする行為が、ファンジンの典型的な例です。
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