同人誌とは?
どうじんし
同人誌とは、同じ趣味や創作活動を持つ仲間が集まり、商業出版を経ずに自費で制作・頒布する雑誌や本のことです。
同人誌とは、共通の趣味や関心を持つ人々(同人)が、商業的な出版社を介さずに自ら制作・印刷し、仲間うちや即売会などで頒布する冊子・本のことです。漫画・小説・イラスト集・評論・音楽CDなど、その形態はさまざまです。
日本における同人誌の歴史は古く、明治時代の文学同人誌にまで遡ります。現在広く知られるマンガ・アニメ系の同人誌文化は、1970年代以降に急速に発展し、1975年に始まったコミックマーケット(コミケ)が最大の頒布イベントとなっています。コミケは年に数回開催され、数万サークルが参加する世界最大規模の同人誌即売会に成長しました。
同人誌の内容は大きく次の種類に分けられます。
- オリジナル:作者が独自に創作したキャラクターや世界観を扱う
- 二次創作:既存のマンガ・ゲーム・アニメなどの作品をもとに、ファンが独自の解釈で描き直したもの
- 評論・解説:特定ジャンルへの考察をまとめたもの
デジタル化の進展により、近年はPDF形式や電子書籍として頒布される「電子同人誌」も増えています。同人誌文化はプロ作家の登竜門としても機能しており、同人活動から商業デビューした作家も多く、日本のポップカルチャーを底支えする重要な文化的基盤となっています。
使い方・例文
コミックマーケットの会場では、個人や小グループが制作した同人誌が数百円から数千円で頒布されており、好きな作品の二次創作を求めるファンが列を作る様子がよく見られます。
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