本文へスキップ

ピグミーとは?

ぴぐみー

グミーとは、アフリカ中央部の熱帯雨林に暮らす狩猟採集民族の総称で、平均身長が低いことで知られる複数の民族グループを指します。

「ピグミー(Pygmy)」とは、アフリカ中央部の熱帯雨林地帯(コンゴ盆地周辺)に居住する狩猟採集民族の総称です。成人男性の平均身長がおおむね150cm以下と低いことを特徴とし、この体型的特徴から一括りにそう呼ばれてきました。ただし「ピグミー」は外部からの呼称であり、各民族はそれぞれ固有の名称を持ちます。

代表的なグループとその特徴は次のとおりです。

  • ムブティ族:コンゴ民主共和国のイトゥリの森に住む。英国人類学者コリン・ターンブルによる研究で広く知られた
  • バカ族:カメルーン・コンゴ共和国などの森林地帯に住む。音楽(ポリフォニー歌唱)が文化的特徴として有名
  • アカ族:中央アフリカ共和国やコンゴに住む。父親の育児参加率が非常に高いことで注目された

ピグミーの人々は長年にわたり森林との共生を基盤とした生活を営んできましたが、現代では森林開発・農耕民との摩擦・差別問題など多くの課題に直面しています。「ピグミー」という呼称自体に差別的含意があるとして、各民族の固有名称を使うべきという見解も広まっています。

使い方・例文

「アフリカの熱帯雨林を扱うドキュメンタリーで、ピグミーと呼ばれる先住民族が森の中を移動しながら狩猟採集生活を送る様子が紹介されていた」のように文化・地理の文脈で登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語