ピエール・トルドーとは?
ぴえーるとるどー
ピエール・トルドーは、カナダの多文化主義政策と権利憲章の制定を主導した第15代首相です。
ピエール・エリオット・トルドー(Pierre Elliott Trudeau、1919〜2000年)は、カナダの政治家で自由党に所属し、1968年から1984年にかけて(一時期を除き)首相を務めました。ケベック州モントリオール出身で、モントリオール大学・ハーバード大学・ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで学んだ法学者・思想家でもありました。
トルドーが首相に就任した1968年には「トルードーマニア」と呼ばれるほどの人気を博しました。その改革的なスタイルと知性は国内外で注目されました。在任中の主な実績は以下のとおりです。
- 公用語法の制定(1969年)による英語・フランス語の完全な二言語並立の確立
- 多文化主義政策の導入(1971年)による移民文化の公式承認
- 1982年の憲法帰国(Constitution Act)とカナダ権利自由憲章の制定
- ケベック独立運動(FLQ危機、1970年)への強硬な対処
特に1982年の憲法改正は、それまでイギリス議会の権限下にあったカナダ憲法を国内に「帰国」させ、権利保障を明文化した画期的な成果です。一方、ケベック問題への強硬路線は同州の一部から批判を受けました。
1984年に引退し、2000年に逝去しました。現首相のジャスティン・トルドーは彼の息子です。
使い方・例文
カナダの多文化主義や二言語政策について調べると、必ずピエール・トルドーの名前が登場します。現首相ジャスティン・トルドーの父としても知られています。
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