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ビブラートとは?

びぶらーと

ビブラートとは、音の高さや音量をわずかに周期的に揺らすことで、楽器や声に豊かな表情と深みを加える演奏・歌唱技法です。

ビブラート(Vibrato)とは、声楽や器楽において音の高さピッチ)または音量(ダイナミクス)を規則的に微細に変動させることで、音色に波打つような揺らぎと豊かな表情を与える表現技法です。イタリア語で「振動した」を意味する言葉に由来します。

ビブラートには主に次の種類があります。

  • ピッチビブラート:音の高さを周期的に上下させるもので、弦楽器や声楽で多用される
  • ダイナミクスビブラート:音量を周期的に変化させるもの
  • トレモロ:ビブラートと混同されやすいが、より速く音量を変化させる別の技法

バイオリンなどの弦楽器では、押さえた指を弦の上でわずかに前後に動かすことでビブラートを生み出します。声楽では、横隔膜や喉の筋肉の自然な振動を利用します。フルートやクラリネットなどの管楽器では、息の圧力や唇の形を微妙にコントロールします。

ビブラートの速さ(周波数)や深さ(幅)は演奏者の個性を表す重要な要素です。一般にクラシック音楽では常時かけることが多く、ジャズやポップスではアクセントとして使うことが多いなど、ジャンルによって使い方が異なります。適切に使うことで、音楽に人間的な温かさと感情の深みが生まれます。

使い方・例文

バイオリン奏者がゆっくりとしたメロディーを演奏するとき、押さえた指を小刻みに揺らすことでビブラートをかけ、音に独特のうねりと情感を与えます。

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