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ヒュームルス・ルプルスとは?

ひゅーむるするぷるす

ヒュームルス・ルプルスとは、ビールに独特の苦みと香りを与えるホップの学名で、アサ科に属するつる性の多年草植物です。

ヒュームルス・ルプルス(Humulus lupulus)は、ビール醸造に欠かせない植物「ホップ」の学名です。アサ科フムルス属に分類されるつる性の多年草で、北半球の温帯地域を原産とし、高さメートルにまで成長します。雌雄異株であり、醸造に利用されるのは未受精の雌株が実らせる「毬花(まりか)」と呼ばれる松ぼっくり状の花穂です。

ビール醸造においてホップが果たす役割は大きく3つあります。

  • 苦み付け:毬花に含まれるアルファ酸(フムロンなど)が煮沸によってイソアルファ酸に変化し、独特の苦みを生み出します。
  • 香り付け:テルペン類などの精油成分が柑橘・フローラル・ハーブなど多彩な香りをもたらします。
  • 防腐・保存性向上:抗菌作用により雑菌の繁殖を抑え、ビールの品質を保ちます。

品種は世界中で100種類以上が存在し、ドイツのハラタウ種、チェコのザーツ種、アメリカのカスケード種などが代表的です。品種によってアルファ酸の含有量や香りの特性が大きく異なり、ビールのスタイルに応じて使い分けられます。

近年はクラフトビールブームを背景にホップの多様な品種への注目が高まり、ヒュームルス・ルプルスはビール文化を語る上で欠かせない植物として改めて脚光を浴びています。

使い方・例文

IPAやペールエールなどクラフトビールのラベルに「カスケードホップ使用」と記載されていることがありますが、これはヒュームルス・ルプルスの代表的な栽培品種の一つです。

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