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ヒューゴー・グロティウスとは?

ひゅーごーぐろてぃうす

ヒューゴー・グロティウスとは、17世紀オランダの法学者・外交官で、「国際法の父」と称される思想家です。

ヒューゴー・グロティウス(Hugo Grotius、1583〜1645年)は、オランダ・デルフト生まれの法学者・神学者・外交官で、近代国際法基礎を築いた人物として広く知られています。

彼の主著『戦争と平和の法』(1625年)は、国家間の関係を規律する普遍的なルールを自然法の観点から体系的に論じたもので、戦時国際法・外交法・海洋法など多岐にわたる分野に影響を与えました。この著作の中で彼は、戦争にも守るべき規範があるという考え方を提唱し、後の国際人道法の先駆となりました。

また『自由海論』(1609年)では、海洋は特定の国家が独占できないという「公海自由の原則」を主張し、当時のスペイン・ポルトガルによる海洋支配に対抗するオランダの立場を理論的に支えました。

グロティウスはアルミニウス論争に関与したため政治的に投獄されましたが、書物を詰めた箱に隠れて脱獄するという劇的な逃亡でも歴史に名を残しています。その後スウェーデンのフランス大使として活躍し、外交の場でも思想を実践しました。宗教・哲学・詩作など多才な知性をもつルネサンス的人物として、近代思想史においても重要な位置を占めています。

使い方・例文

法学や国際関係論の授業で「国際法の父」として言及されるほか、「公海自由の原則」を説明する文脈でグロティウスの名が登場します。

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