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ヒメネズミとは?

ひめねずみ

ヒメネズミとは、日本の山野に生息する小型の野生ネズミで、大きな耳と長い尾が特徴の可愛らしい姿をしたネズミです。

ヒメネズミ(Apodemus argenteus)は、ネズミ科アカネズミ属に分類される日本固有種の哺乳類です。北海道から九州にかけての山地・丘陵地の森林に生息し、特に落葉広葉樹林を好みます。

体長は7〜11センチメートルで、尾は体よりやや短めです。耳が大きく丸く、目も大きくて黒く輝いているため、全体的に愛らしい外見をしています。背面は黄褐色から赤褐色、腹面は白色で、同属のアカネズミよりも体が小さいことが「ヒメ(姫)」という名前の由来です。

夜行性で木登りも得意とし、地上だけでなく低木の枝上でも活動します。食性は雑食性で、木の実・種子・果実・昆虫・キノコなどを食べます。秋には木の実を貯蔵する行動が見られ、森林の種子散布にも貢献します。

繁殖は春から秋にかけて複数回行われ、1回に3〜6頭を産みます。ネコやキツネ・フクロウなどの食物連鎖の重要な構成要素であり、捕食者の餌として森林生態系を支える役割を担います。人家にはほとんど侵入せず、純粋な野生種として山野に生息しています。

使い方・例文

山地のフィールドワークや小哺乳類調査でシャーマントラップを設置すると、ヒメネズミがよく捕獲対象となり、その大きな耳と目が研究者の間でも「かわいらしい」と評されることがあります。

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