イエネズミとは?
いえねずみ
イエネズミとは、ハツカネズミとも呼ばれる小型のネズミで、人家や農地に生息して食品に被害を与える一方、実験動物としても広く使われています。
イエネズミ(Mus musculus)は、ネズミ科ハツカネズミ属に分類される哺乳類で、和名では「ハツカネズミ」とも呼ばれます。原産地は中央アジアとされますが、人間の活動とともに世界中に広がり、日本でも各地の人家・倉庫・農地に定着しています。
体長は6〜10センチメートルと小さく、尾は体とほぼ同じ長さです。毛色は灰褐色から茶色が一般的で、腹面はやや淡い色です。クマネズミやドブネズミよりも小型で、耳は体に対して大きく見えます。
雑食性ですが穀物・種子・パンなどの食品を好み、食べ物を少量ずつかじったり排泄物で汚染したりすることで農業・食品衛生上の被害を引き起こします。繁殖サイクルが非常に短く、妊娠期間は約20日で1回に5〜10頭を産み、生後数週間で性成熟します。この繁殖力の高さから個体数管理が難しい害獣のひとつです。
一方で、実験動物(マウス)としての品種改良が進んでおり、医学・薬学・生命科学の研究においてきわめて重要な役割を担っています。ノックアウトマウスをはじめとする遺伝子改変技術のモデル生物としても広く活用されています。
使い方・例文
農家の納屋や一般家庭の台所で食品がかじられた形跡があるとき、またはペットや実験動物として白いマウスを飼育・使用するとき、イエネズミ(ハツカネズミ)の名が登場します。
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