ハタネズミとは?
はたねずみ
日本各地の草地・農耕地に生息する小型のげっ歯類で、短い尾と丸みを帯びた体形が特徴的な野ネズミの一種です。
ハタネズミ(学名:Microtus montebelli)は、齧歯目キヌゲネズミ科(ハタネズミ科)に属する小型哺乳類で、日本固有種です。本州・四国・九州に広く分布しており、農耕地、草地、土手、河川敷など開けた環境に生息しています。
体長は10〜14センチメートル程度で、尾は体長の半分以下と短いのが特徴です。体毛は灰褐色から茶褐色で、目が小さく耳も丸くて小さめ。体形全体がずんぐりとしており、いわゆる「田舎ネズミ」的な外見をしています。
食性は草食傾向が強く、イネ科植物の葉や茎、根、種子などを主に食べます。そのため、水田や畑、果樹園では農業害獣として問題になることがあります。とくに根を食害することで作物に大きなダメージを与える場合があります。
地中にトンネル状の巣穴を掘り、複雑な通路網をつくる習性があります。繁殖力が高く、条件が良ければ年に複数回出産します。天敵はキツネ、タカ、フクロウなどで、草地生態系における重要な被食者(えじき)として食物連鎖の中間に位置します。個体数は年によって大きく変動することが知られています。
使い方・例文
「農業の現場ではハタネズミによる根の食害が問題となることがあり、水田や果樹園の管理において注意が必要な動物として挙げられます。」
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