パキポジウムとは?
ぱきぽじうむ
パキポジウムとは、マダガスカルや南アフリカ原産の多肉植物で、太く膨らんだ幹に鋭いトゲをもつ独特の樹形が特徴の観葉植物です。
パキポジウム(Pachypodium)は、キョウチクトウ科に属する多肉植物の属名で、マダガスカル島と南部アフリカ(ナミビア・南アフリカ共和国など)を原産とします。属名はギリシャ語で「太い足」を意味し、その名のとおり根元や幹が著しく肥大した独特のフォルムが最大の特徴です。
パキポジウムはコーデックス(塊茎植物)の一種として分類されることが多く、幹や茎に水分と養分を蓄えることで乾燥した環境に適応しています。多くの種は幹や枝に鋭いトゲをもち、乾季には葉を落として休眠します。雨季になると葉が展開し、白・黄・赤などの色鮮やかな花を咲かせます。代表的な種には以下のものがあります。
- パキポジウム・ラメレイ:「マダガスカルヤシ」とも呼ばれ、流通量が多く入門種として人気。
- パキポジウム・グラキリウス:丸く膨らんだ胴体が特徴的で「ボールパキポ」として最も人気が高い。
- パキポジウム・デンシフローラム:黄色い花をたくさん咲かせることで知られる。
近年の多肉植物ブームの中でパキポジウムは「塊根植物(コーデックス)」ジャンルの代表格として人気を集め、特にグラキリウスは稀少性が高く高値で取引されることがあります。ワシントン条約(CITES)の附属書に掲載されている種も多く、輸入には規制があります。栽培では日当たりのよい場所と水はけのよい土、冬季の低温を避けることが基本です。
使い方・例文
「パキポジウム・グラキリウスはその丸い幹のシルエットが人気で、多肉植物愛好家の間で高値で取引されることもある。」観葉植物店や多肉植物の展示会でよく目にする語です。
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