パウル・ファン・ケンペンとは?
ぱうるふぁんけんぺん
パウル・ファン・ケンペンはオランダ出身の指揮者で、20世紀前半にドイツを中心に活躍した実力派マエストロです。
パウル・ファン・ケンペン(Paul van Kempen、1893〜1955年)はオランダのザーンダム生まれの指揮者・ヴァイオリニストです。コンサートマスターとして経歴を積んだのち指揮者に転向し、ドイツを主な活動の場としました。
1932年からアーヘン市立劇場の音楽監督を務め、その後ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任しました。ドイツ・ロマン派の大曲を得意とし、ブルックナーやベートーヴェン、ブラームスの交響曲を骨太かつ誠実な解釈で演奏したことで知られています。
第二次世界大戦中にナチス・ドイツ下で活動を続けたことが戦後に問題視され、一時的に活動が制限される時期がありました。その後復帰し、コンセルトヘボウ管弦楽団などとも共演しながら晩年まで指揮活動を続けました。
録音が比較的少ないため現代では知名度がやや低いものの、同時代の批評家や聴衆からは卓越したテクニックと音楽的誠実さで高い評価を受けた指揮者です。
使い方・例文
クラシック音楽の歴史書や指揮者列伝で「パウル・ファン・ケンペン」の名が20世紀前半の重要な指揮者として紹介されます。
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