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バーバラ・ヘップワースとは?

ばーばらへっぷわーす

バーバラ・ヘップワースはイギリス出身の彫刻家で、石や木を素材に有機的な抽象彫刻を制作し、20世紀の抽象芸術を牽引した人物です。

バーバラ・ヘップワース(1903〜1975年)は、イングランドのウェイクフィールドに生まれたイギリスを代表する彫刻家です。ヘンリー・ムーアと並び称される20世紀抽象彫刻の巨匠として、世界的な評価を確立しました。

リーズ芸術学校、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学んだのち、イタリアで大理石彫刻の技術を習得します。1930年代から抽象的な造形へと転換し、石・木・ブロンズを素材に、人間の身体や自然の有機的な形を想起させる作品を生み出しました。特に彫刻に穴(空洞)を開けて内部空間を表現する手法が独自の特徴とされ、コードや糸を張り巡らせた作品でも知られています。

代表的な特徴と作品の傾向は以下のとおりです。

  • 石・木・ブロンズによる直接彫り(ダイレクト・カービング)の重視
  • 楕円形や卵形など生命感のある有機的フォルム
  • 空洞と実体が交差する構成による内外空間の対話
  • コーンウォールの自然景観からインスピレーションを得た晩年の作品群

晩年はコーンウォールのセント・アイヴスに拠点を置き、現在はそのアトリエが「バーバラ・ヘップワース彫刻庭園」として公開されています。女性彫刻家として国際的に高い評価を得た先駆けでもあり、芸術界における女性の地位向上にも貢献しました。

使い方・例文

美術館の現代彫刻コレクションや教科書の「抽象彫刻」「20世紀美術」の項目で、ヘンリー・ムーアとともに紹介されることが多い人物です。

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