バレエ・マスターとは?
ばれえますたー
バレエ・マスターとは、バレエ団において日常のリハーサルを指導し、振付の継承・維持・ダンサーの技術指導を担う専門職のことです。
バレエ・マスター(ballet master)は、バレエ団(カンパニー)の組織における重要な指導者的役割で、主に次の職務を担います。
歴史的にはフランス語の「マートル・ドゥ・バレエ(maître de ballet)」に由来し、17〜18世紀のヨーロッパ宮廷バレエの時代から、舞踊教師兼振付家として芸術的中心を担う人物を指していました。女性が担う場合はバレエ・ミストレス(ballet mistress)と呼ばれます。
現代のバレエ団では、芸術監督が全体の芸術方針を握る一方、バレエ・マスターは実務的なリハーサル現場の責任者として機能します。大規模なカンパニーでは複数のバレエ・マスターが役割を分担し、主役クラスとアンサンブルの稽古を並行して進めることもあります。
また、故振付家の作品を上演する際にはその振付を記憶・保存していたバレエ・マスターが「作品の番人」として振付を復元する重要な役割を果たします。バレエの無形文化遺産の継承において欠かせない存在です。
使い方・例文
公演の一週間前にバレエ・マスターが全キャストを集め、舞台と照明を意識しながら通し稽古の最終調整を行う場面は、バレエ団のリハーサルで日常的に見られます。
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