バルト海とは?
ばるとかい
バルト海とは、北ヨーロッパに位置する内海で、スカンジナビア半島とヨーロッパ大陸に囲まれた塩分濃度の低い半閉鎖的な海域です。
バルト海(英語:Baltic Sea)は、北ヨーロッパに位置する内海で、スウェーデン・フィンランド・エストニア・ラトビア・リトアニア・ポーランド・ドイツ・デンマークの8か国に面しています。面積は約37万平方キロメートルと日本の国土面積のほぼ1倍に相当します。
バルト海の最大の特徴は、世界の海の中でも特に塩分濃度が低いことです。一般的な海水の塩分濃度が約3.5%であるのに対し、バルト海は平均1%前後と大幅に低く、淡水に近い性質を持っています。これは、多くの大河川から大量の淡水が流れ込む一方で、外洋(北海・大西洋)との水の交換がデンマーク海峡を通じた限られた経路のみであるためです。
この低塩分のため、生態系は独自の発展を遂げており、淡水魚と海水魚が共存する珍しい環境となっています。水深は比較的浅く、平均水深は約55メートルです。冬季には北部を中心に結氷することがあります。
歴史的には、ハンザ同盟を中心とした中世ヨーロッパの交易路として繁栄し、「バルト海貿易」は毛皮・木材・穀物・琥珀などを扱う重要な経済圏を形成していました。現在も北欧・東欧諸国を結ぶ重要な海上輸送路であり続けています。
使い方・例文
「バルト海沿岸のリゾートは夏に人気で、塩分が低いためスキンケアに優しいとも言われる」というように、北欧・東欧の地理や観光・歴史の文脈で広く用いられます。
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