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バルカン音楽とは?

ばるかんおんがく

バルカン音楽とは、バルカン半島(東欧南部)の民族音楽の総称で、複雑な変拍子・独特の旋法・多彩な民族楽器が特徴です。

バルカン音楽とは、ギリシャブルガリアセルビアクロアチアルーマニアアルバニア・マケドニアなど、バルカン半島に位置する国々の伝統的な民族音楽の総称です。この地域はオスマン帝国・ビザンツ文化・東西ヨーロッパ・オリエントの影響が交差した地であり、その音楽は多様な文化が融合した独特の特徴を持ちます。

バルカン音楽を特徴づける主な要素は以下の通りです。

  • 複雑な変拍子:7拍子・9拍子・11拍子など西洋音楽では珍しい拍子が多用される
  • 独特の旋法(モード):長調・短調とは異なる音階が使われ、独特の哀愁を持つ音色となる
  • 多声音楽:ブルガリアの女声合唱など、特有の不協和音を含む重唱スタイル
  • 即興演奏:旋律の装飾や即興が重視され、演奏者の個性が発揮される

代表的な楽器にはガイダ(バグパイプ)・ガドゥルカ(バイオリン属)・カヴァル(縦笛)・タンブリツァ(リュート属)などがあります。またブラスバンド形式(チャルギヤ)も重要で、結婚式や祭りで欠かせない存在です。

20世紀後半以降、バルカン音楽は世界音楽(ワールドミュージック)ムーブメントの中で国際的に注目され、現代音楽やジャズとの融合も進んでいます。

使い方・例文

「ブルガリアの女声合唱団の歌声や、セルビアの結婚式で演奏されるブラスバンドの演奏は、バルカン音楽の代表的な例としてワールドミュージックの文脈で紹介されます」といった形で登場します。

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