変拍子とは?
へんびょうし
変拍子とは、曲の途中で拍子が変わったり、5拍子・7拍子など規則的でない拍のまとまりを用いたりする拍子の総称です。
変拍子は、2拍子・3拍子・4拍子などの「規則的な拍のグループ」から外れた拍子、またはひとつの曲の中で拍子が変化する音楽技法を指します。5拍子・7拍子・11拍子などの奇数拍子や、これらを混合した混合拍子が代表的です。
変拍子の主な種類は次のとおりです。
- 5拍子(5/4、5/8):2拍+3拍、または3拍+2拍のグループに分割されることが多い
- 7拍子(7/4、7/8):2+2+3、2+3+2、3+2+2などの組み合わせ
- 混合拍子:小節ごとに拍子記号が変わる(例:4/4と3/4が交互に現れる)
変拍子は民族音楽に多く見られ、バルカン半島の音楽やインド古典音楽では複雑な変拍子が伝統的に使われています。西洋クラシックでは20世紀以降のストラヴィンスキーやバルトークが積極的に導入し、プログレッシブロックでも多用されます。チャイコフスキーのバレエ「白鳥の湖」の一部(5拍子)も有名な例です。
変拍子は演奏者に高い拍感のコントロールを要求しますが、独特の緊張感や民族的な雰囲気を生み出せる表現手段として現代音楽でも幅広く活用されています。
使い方・例文
デイヴ・ブルーベック・カルテットの「テイク・ファイブ」は5/4拍子の代表曲で、聴き手に独特のぎこちない揺れと新鮮なリズム感を与えます。
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