複合拍子とは?
ふくごうびょうし
複合拍子とは、単純拍子を組み合わせた拍子で、各拍が3つの細かい音符に分割されるのが特徴です。
複合拍子は、1拍が3等分される拍子のことです。単純拍子(1拍が2等分される)に対して、1拍の単位を付点音符で表すのが特徴です。たとえば6/8拍子は2拍子の複合形で、1拍が付点4分音符(3つの8分音符)に相当し、「1-と-と、2-と-と」のように感じます。
代表的な複合拍子とその特徴は次のとおりです。
- 6/8拍子:2拍子の複合形。行進曲やジーグに多い
- 9/8拍子:3拍子の複合形。のびやかで揺れるリズム
- 12/8拍子:4拍子の複合形。ブルースや讃美歌に多用
複合拍子は単純拍子よりも流れるような「揺れ」を感じさせるため、舞曲や民謡に多く使われます。アイルランドのジグやイタリアのタランテラも6/8拍子の代表例です。楽譜上の拍子記号では分母が8の場合が多いため「8分の○拍子」と読みます。
初心者が混乱しやすい点として、6/8拍子を「6拍子」と感じるか「2拍子(1拍=付点4分音符)」と感じるかはテンポによって変わります。速いテンポでは2拍子感が強く、遅いテンポでは6つの拍がはっきり聞こえます。
使い方・例文
「ソーラン節」や「アメイジング・グレイス」は12/8拍子の代表曲で、1拍が3つに分かれる複合拍子特有の揺れるリズムが特徴です。
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