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バリトンとは?

ばりとん

バリトンとは、テノールバスの中間に位置する男性声域の呼称で、オペラや合唱で重要な役割を担う声種です。

バリトン(Baritone)は、男性の声域区分の一つで、高いテノールと低いバス中間に位置します。一般的な音域はおよそ低いA(A2)から高いF(F4)程度で、中低音域の豊かで深みのある音色が特徴です。

声楽においてバリトンはさらに細かく分類されることがあります。

  • リリックバリトン:軽やかで柔らかい音色、モーツァルト作品など
  • ドラマティックバリトン:力強く劇的な表現、ヴェルディ作品など
  • バスバリトン:バスに近い重厚な声域、ワーグナー作品など
オペラの世界ではバリトンは重要な役柄を多く担います。ヴェルディの「リゴレット」のリゴレット、「ファルスタッフ」のファルスタッフ、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」のドン・ジョヴァンニなどが代表的なバリトン役として知られています。悪役・父親・英雄など幅広い性格の役が多く、舞台での存在感も大きい声種です。

合唱では男声4部(テノール1・テノール2・バリトン・バス)の構成でバリトンが第2テノールやバスの橋渡し役を担います。また、声楽用語以外でも金管楽器の「バリトンホルン」など音域を示す言葉として使われます。

使い方・例文

オペラ「ドン・ジョヴァンニ」の主役はバリトンが担い、艶のある中低音の声で複雑な人物像を表現します。

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