バグエットとは?
ばげっと
フランス発祥の細長い棒状パンで、パリッとした外皮ともちもちした内側が特徴のフランスを代表するパンです。
バゲット(baguette)は、フランス語で「棒・杖」を意味する名のとおり、細長い棒状に焼き上げたフランスの代表的なパンです。小麦粉・水・塩・イースト(酵母)だけを原料とするシンプルな配合で、クープと呼ばれる斜めの切り込みを数か所入れてオーブンで焼成します。
バゲットの最大の特徴はその食感のコントラストにあります。外皮(クラスト)は薄く、噛むとパリッと割れる歯切れの良さがあり、内部(クラム)は気泡がたっぷりと入ってもちもちとしています。焼きたての香ばしい風味は特に珍重され、フランスでは朝食・昼食を問わず食事のたびにパン屋(ブーランジェリー)で買い求める文化が根づいています。
バゲットの歴史については諸説ありますが、20世紀初頭のフランスで夜間労働を制限する法律が施行されたことにより、短時間で焼き上げられる細長い形が普及したという説が広く知られています。2022年にはフランスのバゲット製造の職人技がユネスコの無形文化遺産に登録されました。
用途はサンドイッチ(バゲットサンド)・スープのお供・チーズやシャルキュトリーを載せるなど多彩で、古くなった場合もクルトンやパン粉として活用されます。日本のフランスパンの多くもバゲットをベースとしており、身近な存在です。
使い方・例文
カフェでのランチや家庭の食卓で、薄切りにしたバゲットにバターやジャムを塗って食べるのは、フランス風の朝食として広く親しまれています。
この用語をシェア
最終更新: