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ハーモニー処理とは?

はーもにーしょり

ハーモニー処理とは、アニメ制作においてキャラクターなどに投影される光や影を背景と一体化させて描く特殊な彩色技法です。

ハーモニー処理は、主にアニメーション映像において、キャラクターやオブジェクト背景と調和した光や影の色を重ねて塗る彩色技法です。通常のセル画では、キャラクターの影は固定した暗色で塗られますが、ハーモニー処理では背景の色調・光源の色・環境光を反映した色を個別に用いることで、キャラクターが背景に溶け込んだような一体感を生み出します。

この技法は、特に次のような場面で効果を発揮します。

  • 夕焼け朝焼けなど、オレンジや赤みを帯びた光の中にキャラクターがいる場面
  • 森の木漏れ日・炎の揺らめき・ネオンサインの反射など、複雑な光環境
  • 幻想的・感情的なクライマックスシーン

セルアニメの時代はハーモニーセルと呼ばれる専用のセルを重ねて撮影する手法が用いられていました。デジタル制作に移行した現在では、コンポジットソフトウェア上でレイヤーのブレンドモードや色調補正を駆使することで同様の効果を実現しています。

映像の質感を高め、観客の没入感を引き出す演出として、スタジオジブリ作品をはじめ多くの高品質アニメ作品に用いられています。

使い方・例文

「夕暮れのシーンでキャラクターの肌がオレンジ色に染まるのは、ハーモニー処理で背景の色を人物に溶け込ませているからです」のように、アニメ制作技法の解説で登場します。

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