止め絵とは?
とめえ
止め絵とは、アニメーションにおいてキャラクターや背景が動かない静止した画を使う表現技法のことです。
止め絵(とめえ)とは、アニメーション作品において、キャラクターや背景などの絵が動かずに静止したまま画面に表示される表現技法・演出手法のことです。動画(動き)を使わないため「止め絵」と呼ばれます。
アニメーションは本来、多数の絵を連続して表示することで動きを生み出しますが、止め絵では一枚または少数の絵を長時間表示し続けます。この手法は主に制作コスト・作業工数の削減を目的として使われますが、演出上の効果として意図的に用いられることもあります。
止め絵が使われる主な状況は以下のとおりです。
- 予算や制作時間が限られた低予算回での使用
- キャラクターが驚いたり固まったりする演技の強調
- 緊張感・静寂・時間の停止を表現する演出効果
- ナレーションやセリフが続く間の背景として
特にテレビアニメでは制作スケジュールが厳しく、作画枚数を節約するために止め絵とパン(カメラ移動)を組み合わせた「パンカット」などの手法が定着しています。一方、劇場アニメや作画にこだわる作品では止め絵の使用を極力抑える場合もあります。
アニメファンや批評家の間では作画クオリティの指標の一つとして注目されることもあり、作品の品質を語る文脈で「止め絵が多い」という表現が使われることがあります。
使い方・例文
「予算の少ない話数では、戦闘シーンが止め絵とセリフだけで構成されていた」のように、アニメのクオリティや演出を論じる際に登場する言葉です。
この用語をシェア
最終更新: