ハビエル・ペレス・デ・クエヤルとは?
はびえるぺれすでくえやる
ハビエル・ペレス・デ・クエヤルとは、ペルー出身の外交官・政治家で、国連第5代事務総長を務めた人物です。
ハビエル・ペレス・デ・クエヤル(Javier Pérez de Cuéllar、1920〜2020年)は、ペルー出身の外交官・政治家です。国連事務総長として1982年から1991年までの2期10年間にわたって在任し、冷戦末期の複雑な国際情勢のもとで数々の紛争解決に尽力しました。
外交官としてのキャリアは長く、ペルー大使として多国に駐在したのち、国連安全保障理事会のペルー代表を務めるなど、国際舞台での経験を積み重ねました。事務総長就任後は、フォークランド紛争の仲介や、イラン・イラク戦争の停戦交渉、ナミビア独立のプロセス支援など、多くの国際紛争に関与しました。とくに1991年のエルサルバドル内戦終結に向けた和平合意の仲介は、国連主導の平和外交の成果として高く評価されています。
退任後もペルーの政治に関与し、2000年の大統領選挙に出馬したほか、アレハンドロ・トレド政権下では首相兼外相を務めました。「穏やかな紳士」と称された彼の外交スタイルは、多国間協議の場で信頼を集め、現代の国連外交の礎を築いた人物として歴史に名を残しています。
使い方・例文
国連安全保障理事会での議論や冷戦期の国際紛争史を学ぶ場面で、ペレス・デ・クエヤルの名前は頻繁に登場します。
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