国連事務総長とは?
こくれんじむそうちょう
国連事務総長とは、国際連合の最高事務責任者であり、世界の平和と安全保障に向けた外交・調整を統括する役職です。
国連事務総長(こくれんじむそうちょう、UN Secretary-General)は、1945年に設立された国際連合(United Nations)の主要機関のひとつである「事務局」の長であり、国連全体の最高事務責任者です。国連憲章第97条に基づき、安全保障理事会の勧告を受けて総会が任命します。
任期は原則として5年で、再任が認められています。現在は2017年から就任したアントニオ・グテーレス(ポルトガル出身)が務めており、2022年に2期目に入っています。
事務総長の主な役割と権限は次のとおりです。
- 国連の日常業務の統括と事務局の指揮
- 国連憲章第99条に基づき、国際平和・安全保障を脅かすと考える事項を安保理に提起できる
- 各国政府・国際機関との外交的交渉・仲介
- 人道支援や開発、気候変動など地球規模課題への取り組みのリーダーシップ
事務総長は「世界の外交官」とも呼ばれ、法的な強制力は限られているものの、道義的・政治的な発言力は非常に大きく、紛争調停や危機対応において重要な役割を担います。歴代事務総長にはトリグブ・リー(ノルウェー)、ダグ・ハマーショルド(スウェーデン)、コフィー・アナン(ガーナ)など著名な人物が名を連ねています。
使い方・例文
武力紛争が勃発した際、国連事務総長が当事国に停戦を呼びかけたり、特使を派遣して調停を試みたりする場面が国際ニュースでよく見られます。
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