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安全保障理事会とは?

あんぜんほしょうりじかい

安全保障理事会とは、国際連合において国際の平和と安全の維持に主要な責任を持つ機関です。

安全保障理事会(安保理)は、1945年に設立された国際連合の主要機関の一つで、国際の平和と安全の維持に関する第一義的な責任を担います。国連憲章第24条に基づき、加盟国を代表して行動する権限が与えられており、その決定は全加盟国を法的に拘束する強制力を持ちます。

構成は15か国から成り、常任理事国非常任理事国の2種類があります。

  • 常任理事国(P5):アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国の5か国。拒否権(ヴィートー権)を持つ
  • 非常任理事国:国連総会が地域別の均衡を考慮して選出する10か国。任期は2年

安保理の権限は広範にわたり、紛争の平和的解決の勧告、経済制裁などの非軍事的措置の決定、多国籍軍の編成や平和維持活動(PKO)の授権などが含まれます。また、新たな国連加盟国の承認や国連事務総長の推薦など、国連運営においても中心的な役割を果たします。

常任理事国の拒否権は安保理の最大の特徴であり、1か国でも反対票を投じれば実質事項の決議を否決できます。この制度は大国間の協調を前提として設計されたものですが、冷戦期から現在に至るまで、拒否権の行使が国際社会の対応を妨げるケースも多く、安保理改革が長年の課題となっています。

使い方・例文

「ロシアが拒否権を行使したため、安全保障理事会での決議採択が見送られた」のように、国際的な安全保障問題の報道で頻繁に登場します。

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