ハシディズムとは?
はしでぃずむ
ハシディズムとは、18世紀にポーランド・ウクライナ地方で興ったユダヤ教の敬虔主義的な宗教運動で、神への喜びに満ちた祈りと信仰を重視します。
ハシディズム(Hasidism)は、18世紀前半にポーランド・リトアニア共和国(現在のウクライナ・ポーランド地域)で始まったユダヤ教の宗教改革運動です。創始者はバアル・シェム・トーブ(イスラエル・ベン・エリエゼル、通称ベシュト)とされており、厳格な学問的律法主義に偏りがちだった当時のユダヤ社会に対し、誰もが喜びと熱情をもって神に近づける信仰のあり方を提唱しました。
ハシディズムの核心にある概念は「デベクート(神との一体感・結合)」です。哲学的な学識がなくても、真剣な祈り・歌・踊り・日常生活のなかで神への意識を保つことで、民衆も神と深くつながれると教えました。
この運動の主な特徴は以下のとおりです。
- ツァディク(義人・師)と呼ばれる精神的指導者を中心とした共同体形成
- 神秘主義(カバラー)の思想を民衆に広めたこと
- 祈りにおける歌・踊り・感情表現の重視
- 学識より信仰の誠実さを優先する姿勢
使い方・例文
ハシディズムの礼拝では、信者が歌や踊りを交えながら喜びをもって祈りを捧げる場面が見られ、厳粛な雰囲気よりも熱情的な信仰の表現が重視されます。
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