ノルデンショルドとは?
のるでんしょるど
ノルデンショルドはスウェーデンの北極探検家で、1878〜1879年の航海で北東航路(北極海ルート)の初完全通過を達成した人物です。
ニルス・アドルフ・エリク・ノルデンショルド(Nils Adolf Erik Nordenskiöld、1832〜1901年)は、フィンランド生まれでスウェーデンに帰化した地理学者・北極探検家・鉱物学者です。
ノルデンショルドはスウェーデン自然史博物館の鉱物学部長として活躍しながら、複数回の北極圏探検を指揮しました。彼の名を世界史に刻んだのは、帆船「ヴェガ号」による北東航路(Northeast Passage)の初の完全通過航海です。1878年にスウェーデンのカールスクローナを出港し、ユーラシア大陸の北岸に沿ってシベリア沿岸を東進、越冬を経て1879年に太平洋側へ抜けることに成功しました。
この偉業は以下の点で歴史的意義を持ちます。
- 数百年にわたり探検家たちが挑んできた北東航路を初めて完全通過した
- ユーラシア北岸の地理・気象・海氷の実態を科学的に記録した
- 後のロシア・ソ連の北海航路開発の先駆けとなった
帰国後はスウェーデン国王から貴族位を授けられ、世界各国から讃えられました。その業績は地理学・海洋科学・北極研究の発展に貢献し、探検史における傑出した功績として今も評価されています。
使い方・例文
「北極航路の歴史を学ぶ授業や書籍で、北東航路初通過の人物としてノルデンショルドの名前が必ず登場します。」
この用語をシェア
最終更新: