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ネフライト(軟玉)とは?

ねふらいと

ネフライト軟玉)とは、ヒスイと混同されることの多い緑色の宝石・工芸石で、角閃石グループの鉱物からなる緻密な岩石です。

ネフライト軟玉)は、トレモライトとアクチノライトを主成分とする角閃石鉱物の緻密な繊維状集合体からなる岩石で、ヒスイ(翡翠)を構成する鉱物のひとつでもあります。硬度は6〜6.5で、真の翡翠であるジェダイト(硬玉:硬度6.5〜7)よりわずかに柔らかいことから「軟玉」と呼ばれます。

繊維状の結晶が複雑に絡み合った構造を持つため、靱性(割れにくさ)が非常に高く、石器時代から工具・武器・装飾品として世界各地で利用されてきました。色は緑が最も代表的ですが、白・灰・黄・黒なども産出します。

かつては「ジェダイト」と明確に区別されることなく「ヒスイ」として扱われていましたが、19世紀の化学分析によって別の鉱物種であることが判明しました。中国では古来から玉(ぎょく)として重用されており、ジェダイトが入手困難だった時代にはネフライトが文化的・精神的な価値を持つ素材として珍重されました。

  • 主な産地:カナダ(ブリティッシュコロンビア州)・中国・ロシア・ニュージーランド・台湾
  • 白色の上質品は中国で「羊脂白玉」と呼ばれ非常に高く評価される
  • ニュージーランドのマオリ族も伝統的な装飾品・武器に使用

現代でも彫刻・印鑑・装飾品・宝飾品に広く使われており、文化的・工芸的価値の高い鉱石として世界中で愛されています。

使い方・例文

美術館の東洋美術コーナーや骨董市で「翡翠彫刻」として展示・販売されているものの多くはネフライト製であり、ジェダイトとの鑑別が重要な場面で登場します。

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最終更新:

同じ読みのことば

「ねふらいと」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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