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ヌルスルタン・ナザルバエフとは?

ぬるするたんなざるばえふ

カザフスタン政治家で、ソ連崩壊後に独立を果たした同国の初代大統領(1991〜2019年)として約30年にわたり国家を主導した人物です。

ヌルスルタン・アビシュリ・ナザルバエフ(1940年〜)は、カザフスタン共和国の初代大統領です。アルマトイ近郊の農村出身で、冶金技師として働きながらソ連共産党内で着実に地位を高め、1989年にカザフ・ソビエト社会主義共和国の共産党第一書記に就任しました。

1991年のソ連崩壊に伴いカザフスタンが独立を宣言すると、同年の大統領選挙で初代大統領に選出されました。以後、2019年に自ら辞任するまでの約28年間、大統領として国政を掌握しました。

経済面では豊富な石油・天然ガス資源を活用した外資誘致と市場経済化を推進し、中央アジア最大の経済規模を持つ国家への成長を主導しました。主な施策と業績は以下の通りです。

  • 旧ソ連時代の核兵器(世界第4位の保有数)の自発的放棄と非核化の実現
  • 首都をアルマトイから新設のアスタナ(現ヌル=スルタン)へ移転
  • 欧州・アジア・中東との多方面外交による国際的プレゼンスの確立
  • 長期にわたる強権的な一党支配と野党・報道への制限

2019年の辞任後も「エルバシ(国家の父)」として政治的影響力を維持しましたが、2022年の大規模な反政府暴動をきっかけに影響力は大きく低下しました。首都の名称も2022年に「アスタナ」に戻されています。

使い方・例文

中央アジアの政治や旧ソ連諸国の独裁体制を論じる際に「ナザルバエフ体制」「ポスト・ナザルバエフのカザフスタン」などの表現で用いられます。

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