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ニホンザリガニとは?

にほんざりがに

ニホンザリガニとは、日本固有種のザリガニで、北海道と本州の一部の清流に生息する小型の甲殻類です。

ニホンザリガニ(学名:Cambaroides japonicus)は、エビ目ザリガニ科に属する甲殻類で、日本にのみ生息する固有種です。体長は成体でも5〜6センチメートル程度と小型で、暗褐色から赤褐色の体色をしています。世界のザリガニの中でも最も原始的な形態を残す種の一つとされています。

生息地は北海道全域と、青森・岩手・秋田などの東北地方北部の一部に限られており、水温が低くきれいな冷水渓流や水草の茂る湖沼を好みます。水温10℃前後の環境に適応しており、冬は水底の落ち葉の下などで越冬します。

ニホンザリガニの生態的な特徴は以下の通りです。

  • 主に植物片・落ち葉・藻類・小動物を食べる雑食性
  • 水質汚染や水温上昇に対して非常に敏感
  • 繁殖力が低く、1回の産卵数が数十個程度と少ない
  • 環境省のレッドリストで絶滅危惧II類(VU)に指定

外来種のアメリカザリガニやウチダザリガニが北海道に侵入・繁殖していることが、生息域の脅威となっています。また、河川改修による生息環境の破壊や水質悪化も個体数減少の一因です。現在は捕獲・売買が法律で規制されており、保全活動が進められています。

使い方・例文

北海道の自然観察会や生物図鑑などで日本固有のザリガニとして紹介され、環境問題や外来種問題の文脈でも取り上げられます。

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