ナルコレプシーとは?
なるこれぷしー
ナルコレプシーとは、日中に突然強い眠気や筋力脱力が起こる慢性の睡眠障害で、脳内の覚醒制御に関わる物質の不足が原因とされます。
ナルコレプシー(Narcolepsy)は、日中の過度な眠気と突然の入眠発作を主症状とする慢性の睡眠障害です。「居眠り病」とも呼ばれ、通常は青年期に発症することが多いとされています。
症状の特徴として、次のようなものが挙げられます。
- 睡眠発作:日中、場所や状況を問わず突然強烈な眠気が訪れ、数分間眠ってしまう
- 情動脱力発作(カタプレキシー):笑いや驚きなど強い感情が引き金となり、全身または一部の筋力が抜ける
- 入眠時幻覚:眠りに落ちる瞬間に鮮明な幻覚を体験する
- 睡眠麻痺(金縛り):目が覚めた直後に体を動かせない状態になる
原因として現在有力とされているのは、脳内で覚醒を維持するオレキシン(ヒポクレチン)という神経伝達物質の産生細胞が、自己免疫反応によって破壊されることです。遺伝的素因に加え、特定のウイルス感染が引き金になる場合もあると考えられています。
診断には終夜睡眠ポリグラフ検査や反復睡眠潜時検査(MSLT)が用いられます。治療は根治療法はまだなく、モダフィニルなどの覚醒維持薬や抗うつ薬による症状管理が中心です。国内では難病指定疾患に認定されています。
使い方・例文
「授業中や会話の途中に眠ってしまうのはナルコレプシーの症状かもしれない」のように、過度な日中の眠気を説明する医療文脈で使われます。
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