ナポリピザとは?
なぽりぴざ
ナポリピザはイタリアのナポリで生まれた薄い生地と膨らんだ縁が特徴のピザで、ユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統的な料理です。
ナポリピザ(Pizza Napoletana)は、イタリア南部の都市ナポリを発祥とするピザの様式です。薄く伸ばされた中央部分と、空気を含んでふっくらと膨らんだ縁(コルニチョーネ)が特徴的で、高温の窯で短時間で焼き上げる製法が特徴です。2017年にはユネスコの無形文化遺産にも登録され、世界的にその価値が認められています。
ナポリピザの原型は18世紀のナポリで生まれたとされています。当時は貧しい労働者が手軽に食べられる安価なストリートフードとして普及し、その後世界中に広まりました。19世紀後半から20世紀にかけてイタリア移民がアメリカへ渡ったことで、ピザは世界食のひとつとなりました。
正統なナポリピザの製法については、ナポリの職人組合(Associazione Verace Pizza Napoletana)が厳格な規定を定めています。主な基準には以下のようなものがあります。
- 生地は特定の小麦粉・水・塩・イーストのみを使用
- 手作業で生地を伸ばす(ローラーの使用禁止)
- 薪火の窯を使い、約430〜480度で60〜90秒で焼き上げる
- 直径は35センチ以下、中央の生地は3ミリ以下
代表的なメニューはマルゲリータとマリナーラ(トマト・ニンニク・オレガノ)の2種類で、この2つが正統ナポリピザの基本とされています。世界中のピザ文化の源流として、今も多くのピザ職人が参考にするスタイルです。
使い方・例文
本格イタリアンのピザを語る場面や、ピザの歴史・種類を解説する記事で必ず登場します。「ナポリスタイル」「薪窯ピザ」とほぼ同義として飲食業界でも広く使われます。
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