ナチュラルハーモニクスとは?
なちゅらるはーもにっくす
ナチュラルハーモニクスとは、弦楽器で開放弦の特定の位置を軽く触れることで生み出す、澄んだ鐘のような倍音音を指す奏法です。
ナチュラルハーモニクス(Natural Harmonics)は、ギター・ベース・バイオリンなどの弦楽器で用いられる奏法で、開放弦の特定のポイント(ノード)に指を軽く触れて弦を振動させることで、透明感のある倍音(フラジオレット)を出す技法です。
弦はその長さの整数分の1の位置で振動の節(ノード)を持ちます。たとえばギターでは:
- 12フレット上:弦の1/2の位置→1オクターブ上の音
- 7フレット上:弦の1/3の位置→1オクターブ+5度上の音
- 5フレット上:弦の1/4の位置→2オクターブ上の音
- 19フレット上:弦の1/3の位置→7フレットと同じ音高
指は弦を押さえず「ふれる」だけにして弦を弾くと、通常音より高く、透明で鈴のような音色が得られます。この音をピッキングしてすぐに指を離すタイミングがコツで、慣れには練習が必要です。
同様の奏法でも、押さえたフレットを基準にするアーティフィシャルハーモニクス(人工ハーモニクス)と区別するため、開放弦を基準にする場合を「ナチュラル」と呼びます。クラシックギターやエレクトリックギターの演奏、ポストロックやアンビエント音楽でも幻想的な効果音として広く使われています。
使い方・例文
ギターの演奏動画で奏者が12フレット付近に指を軽く当てて弾く場面や、バイオリン曲の楽譜に「○」の記号が付いた音符がある場面でナチュラルハーモニクスが登場します。
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