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ナガ族とは?

ながぞく

ナガ族とは、インド北東部のナガランド州を中心にミャンマー北西部にまたがって居住するモンゴロイド系の山岳先住民族です。

ナガ族(Naga people)は、インド北東部ナガランド州およびマニプール州の一部、さらにミャンマー(ビルマ)北西部の山岳地帯に居住する、チベット・ビルマ語族に属する言語を話す先住民族の総称です。ナガと一括りに呼ばれますが、実際にはアオ・アンガミ・ロタ・チャクサン・ゼメなど数十の亜族が存在し、それぞれが独自の言語・習慣・伝統を持っています。

ナガ族の文化的特徴として特によく知られるのが、かつての首狩り習慣です。首狩りは敵の霊力を奪うとともに、共同体の農業・繁栄をもたらすと信じられていた儀礼的慣行でした。19世紀末以降のキリスト教宣教師の活動によって首狩り習慣はなくなりましたが、その代わりキリスト教が深く根付き、現在のナガランド州人口の大多数はクリスチャンです。

伝統文化の特徴としては以下が挙げられます。

  • 精緻な織物・刺繍・ビーズ装飾による豊かな物質文化
  • 男性の武勇や儀礼地位を示す角笛・首飾り・腰布
  • 共同集会所(モルン)を中心とした村落共同体組織
  • ホーンビルフェスティバルに代表される伝統文化祭典

インド独立後、ナガランド州は1963年に設立されましたが、分離独立を求める武装勢力との紛争が長年続いてきました。現在は和平交渉が進み、伝統文化の観光資源化も進められています。

使い方・例文

毎年12月にコヒマで開催される「ホーンビルフェスティバル」では、各亜族の伝統舞踊・工芸・音楽が一堂に集まり、ナガ族文化を体験できます。

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