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ドリーズームとは?

どりーずーむ

リーズームとは、カメラを被写体に向かって移動させながら同時にズームを逆方向に動かすことで、被写体の大きさを保ちつつ背景だけが変化して見える独特の映像表現技法です。

リーズーム(Dolly Zoom)は、映画や映像制作で使われる特殊カメラテクニックです。カメラを被写体に近づけながら(またはカメラを遠ざけながら)ズームレンズを逆方向に動かすことで、被写体のフレーム内での大きさはほぼ変わらないまま、背景のパースペクティブ(遠近感)だけが劇的に変化して見える視覚効果を生み出します。

別名「バーティゴ・エフェクト」とも呼ばれ、これはアルフレッド・ヒッチコック監督が映画『めまい(Vertigo)』(1958年)で初めてこの手法を大きく取り上げたことに由来します。ズームを発明したとされるカメラマンの名前からクレーン撮影との組み合わせで実現されたとも伝えられています。

この技法によって生まれる視覚的な効果は以下の通りです。

  • 被写体が静止したまま背景が「伸びる」または「縮む」ように見える
  • 空間が歪んで広がるような浮遊感・恐怖感が生まれる
  • 心理的な混乱・驚き・衝撃を視覚的に表現できる

現代でも多くの映画で使用されており、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』(1975年)でも効果的に使われたことで有名です。主人公が岸辺から危険を発見する瞬間にこの技法が用いられ、観客に強烈な緊迫感を与えました。

デジタル技術の発展により、後処理でも類似の効果を再現できるようになっていますが、本来は撮影中に実際にカメラを動かしながらズームを調整する物理的なテクニックです。

使い方・例文

映画でキャラクターが恐ろしい事実を知った瞬間などにドリーズームが使われると、背景が急に遠ざかるように見えて観客も同じ衝撃を体感できます。

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最終更新:

同じ読みのことば

「どりーずーむ」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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