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ドラゴン補給船とは?

どらごんほきゅうせん

ドラゴン補給船とは、SpaceXが開発した宇宙船で、国際宇宙ステーション(ISS)への物資・貨物輸送を担い、民間初の往復宇宙補給ミッションを実現した機体です。

ドラゴン補給船(Dragon spacecraft)は、アメリカの民間宇宙企業SpaceXが設計・製造した宇宙船です。NASAの商業補給サービス(CRS)契約のもとで開発され、国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送を主な任務としています。2010年に初飛行し、2012年には民間宇宙船として初めてISSにドッキングを成功させました。

ドラゴンシリーズには主に二つのバリアントがあります。

  • ドラゴン1(カーゴドラゴン):無人の貨物輸送専用機。2020年に退役
  • ドラゴン2(クルードラゴン・カーゴドラゴン2):有人宇宙飛行にも対応し、2020年から宇宙飛行士の輸送も実施

ドラゴン補給船の技術的な特徴として、カプセル部分が大気圏再突入後に海上に水没せず回収・再利用できる点が挙げられます。この再使用性がミッションコストの低減に貢献しています。また、与圧・非与圧両方の貨物を搭載できる柔軟な積載設計も優れた点です。

ドラゴン補給船の成功は、民間企業が国家機関の宇宙輸送任務を担う「商業宇宙」時代の幕開けを象徴するものとして位置付けられています。NASAはスペースシャトル退役後の補給・乗員輸送をSpaceXや他の民間企業に委託する方針をとり、ドラゴンはその中核的な役割を果たしています。

使い方・例文

ISSに新しい実験機器や食料・衣類を届けるニュースで「SpaceXのドラゴン補給船がドッキングに成功」という表現が使われます。

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