ドットマップとは?
どっとまっぷ
ドットマップとは、地図上に点(ドット)を配置することで、ある現象の分布や密度を視覚的に表現する主題図の一種です。
ドットマップ(Dot Map)は、地理空間上の現象の分布を小さな点(ドット)の配置で示す地図表現の手法です。点の場所・密集度によってデータの分布パターンを直感的に把握できることが特徴です。
ドットマップには大きく2つの種類があります。
- 1対1ドットマップ:1つの点が1件のデータ(1人・1頭・1施設など)を表す。データ数が少なく個々の位置が重要な場合に適する
- 1対多ドットマップ:1つの点が複数件のデータを代表する(例:1点=1,000人)。大規模な集計データを広域で表現する場合に用いる
ドットマップの利点は、クラスターや空白地帯が視覚的に浮かび上がり、集中と希薄の地理的パターンを把握しやすい点です。人口分布・農作物の生産地・感染症の患者分布・野生動物の生息地などを示す際に効果を発揮します。
一方で課題もあります。1対多ドットマップではドットの配置が代表値の推計に基づくため、実際の分布と異なる可能性があります。また、点が重なり合う高密度地域では個々の点が判別しにくくなるため、ヒートマップなど他の表現との使い分けが重要です。GISソフトウェアでは属性データの件数に応じてドットを自動生成する機能が利用できます。
使い方・例文
全国のコンビニエンスストアの位置情報を地図上に1点1店舗でプロットすると、都市部への集中と地方の過疎エリアの分布が一目瞭然になります。
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