直感とは?
ちょっかん
直感とは、論理的な推論や意識的な思考を経ずに、瞬時に物事の本質や答えを感じ取る心理的な働きのことです。
直感(intuition)とは、意識的な分析や論理的な手順を踏まずに、瞬間的に判断・認識に至る心の働きを指します。「なんとなくそう感じる」「説明はできないけれど確信がある」という感覚がその典型です。
心理学や認知科学では、人間の思考を「システム1(速くて自動的・直感的)」と「システム2(遅くて意識的・論理的)」に分けて説明するモデルがあります(ダニエル・カーネマンらの二重過程理論)。直感はシステム1に属するものとされ、過去の経験や学習から形成されたパターン認識が素早く作動することで生じると考えられています。
直感の特徴としては以下が挙げられます。
- 判断が速く、言語化しにくい
- 豊富な経験を持つ専門家ほど正確な直感を持ちやすい
- 感情や身体感覚(胸がざわつく、など)と結びついていることが多い
- バイアスや思い込みに影響される危険性もある
直感はビジネスの意思決定や芸術的創造、医療現場での素早い判断など多くの場面で重要な役割を果たす一方、確証バイアスや先入観と区別が難しいという側面もあります。直感をうまく活かすには、それを完全に信頼するのではなく、後から論理的に検証する姿勢も大切です。
使い方・例文
初対面の人を見た瞬間に「この人は信頼できる」と感じたり、試験中に複数の選択肢を見て理屈ではなく直感的に答えを選んだりするのが身近な例です。
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