ドクグモとは?
どくぐも
ドクグモとは、人体に有害な毒を持つクモ類の総称で、世界各地に分布し、種によって神経毒・壊死毒などを持ち、医療上の注意が必要な生き物です。
ドクグモ(毒蜘蛛)は、特定の分類上の名称ではなく、人体に危害を与えうる毒を持つクモ類を広く指す総称的な呼び方です。世界に4万種以上が知られるクモの大半は毒腺を持ちますが、その毒が人体に深刻な影響を与えるほどの強さを持つ種は限られています。
代表的な危険なクモとして世界的に知られる種には以下のものがあります。
- セアカゴケグモ(Latrodectus hasselti):オーストラリア原産で、日本にも定着している外来種。メスが強い神経毒を持ちます。
- クロゴケグモ(Latrodectus mactans):北アメリカに生息するゴケグモ科の代表種。
- ブラウンリクルーズ(Loxosceles reclusa):北アメリカに生息し、組織壊死を引き起こす毒を持ちます。
- ハネグモ科の一部:南米のバナナクモ(ブラジルワンダリングスパイダー)などが含まれます。
日本では、在来種のカバキコマチグモのほか、外来種のセアカゴケグモ・ハイイロゴケグモなどが「危険なクモ」として環境省や自治体が注意を呼びかけています。咬まれた場合は患部を洗い、速やかに医療機関を受診することが重要です。
クモは基本的に自ら人間を攻撃することは少なく、多くの場合は誤って触れた際の防衛行動として咬みます。生態系においては害虫を捕食する益虫でもあり、むやみな駆除は推奨されません。
使い方・例文
「ドクグモ」という言葉は、生物学の文脈だけでなく、外来危険生物の注意喚起や、クモが登場するホラー・ファンタジー作品でもしばしば使われます。
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