ドクガ科とは?
どくがか
ドクガ科とは、チョウ目に属するガの仲間で、毒毛を持つ種を多く含む鱗翅目の一科です。
ドクガ科(Erebidae の一部、旧分類ではLymantriidae)は、チョウ目(鱗翅目)に属するガの仲間で、幼虫(毛虫)が毒を持つ毛(毒毛)を備えた種を多く含むことで知られる昆虫のグループです。世界に約2,500種以上、日本には数十種が生息しています。
ドクガ科の最大の特徴は幼虫の毒毛です。毒毛には微細な鉤状の構造があり、皮膚に刺さると強いかゆみや炎症(毛虫皮膚炎)を引き起こします。毛は成虫になっても卵塊を覆うために使われることがあり、卵や繭に触れても被害が出ることがあります。
日本で問題になる代表的な種は以下のとおりです。
- ドクガ:北海道〜九州に分布し、コナラやクリなどを食害する
- チャドクガ:チャ・サザンカ・ツバキを食害し、都市部の庭木で特に被害が多い
- モンシロドクガ:白い成虫で多様な樹木を食草とする
成虫は夜行性のものが多く、灯火に集まる習性があります。毛虫を見かけた際は、絶対に素手で触れずに使い捨て手袋やビニール袋を利用して対処することが重要です。万一触れた場合は粘着テープで毒毛を取り除いてから水洗いし、かゆみが強い場合は皮膚科を受診することが推奨されます。
使い方・例文
ツバキやサザンカの葉に群れている黄色と黒の毛虫はチャドクガの幼虫である可能性が高く、近くを通るだけで毒毛が飛んでかぶれることがあるため注意が必要です。
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