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トゥチャ族とは?

とぅちゃぞく

トゥチャ族とは、中国の湖南省・湖北省・重慶・貴州の山岳地帯に暮らす少数民族で、独自の言語と文化を持つ人々です。

トゥチャ族(土家族、Tujia)は、中国少数民族の一つで、主に湖南省西部・湖北省西部・重慶市・貴州省北部にまたがる武陵山脈地帯に居住しています。中国の少数民族の中では人口規模が大きく、数百万人以上が暮らしています。

トゥチャ族は独自のトゥチャ語(土家語)を持ちますが、長年にわたる漢族との接触や混住により、現在ではトゥチャ語を流暢に話せる人口は限られており、多くは漢語(中国語)を主に使用しています。文字は持たず、伝承・口承で文化を受け継いできました。

文化的な特徴として特に有名なのが「摆手舞(バイショウダンス)」と呼ばれる集団舞踊です。祖先への祭礼や収穫を祝う場で行われるもので、手・腰・足を連動させた独特の動きが特徴です。その他の文化的特徴は以下の通りです。

  • 色鮮やかな幾何学模様の「西兰卡普(シーランカプ)」と呼ばれる織物が伝統工芸として著名
  • 神棚(土王廟)に「八部大神」などの独自の神を祀る信仰を持つ
  • 棺桶に独特の装飾を施す「懸棺葬」の風習があった地域もある
  • 漢族との通婚・交流が盛んで、文化的同化が進んでいる

近代以降は中国の社会主義体制のもとで民族区域自治が認められ、湘西トゥチャ族ミャオ族自治州などが設置されています。伝統文化の保護と近代化の両立が現在の課題となっています。

使い方・例文

中国少数民族の文化紹介イベントで、トゥチャ族の伝統舞踊「摆手舞」の実演と鮮やかな織物の展示が行われた。

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