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デコレイテッド様式とは?

でこれいてっどようしき

デコレイテッド様式とは、13世紀末から14世紀にかけてイングランドで発展したゴシック建築の様式で、精緻な幾何学文様や曲線的な装飾が特徴です。

デコレイテッド様式(Decorated Style)とは、イングランドにおけるゴシック建築の発展段階のひとつで、おおよそ1290年代から1350年代にかけて繁栄した建築・装飾の様式です。先行するアーリー・イングリッシュ様式(早期英国ゴシック)の後を受け、後のパーペンディキュラー様式垂直式)へと引き継がれます。

デコレイテッド様式の最大の特徴はその豊かな装飾性にあり、主に二段階に分類されます。

  • 幾何学的デコレイテッド:円・三角形・四葉形などを組み合わせたトレーサリー(窓の石組み模様)が特徴
  • 流線形デコレイテッド(カーヴィリニア):オジー(S字)曲線を多用した流麗で有機的な形状のトレーサリー

この様式では窓のトレーサリーが複雑に発展するとともに、彫刻装飾も精緻化し、ボールフラワー(球状の花飾り)や四葉花飾りが壁面や柱頭に多用されました。また、天井ではリブ・ヴォールトが複雑化し、ティアセロン(装飾的な補助リブ)の使用が普及しました。ヨーク大聖堂の大窓やエクセター大聖堂の身廊がデコレイテッド様式の代表的な遺構として知られています。

使い方・例文

ヨーク大聖堂や、エクセター大聖堂を訪れたとき、窓に見える複雑に絡み合うS字カーブの石組み装飾がデコレイテッド様式の典型例です。

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